犬憑きさん 上巻

犬憑きさん上巻

内容はすでに読んだことがあるので、その他の部分。
買ったのはコレクション的な意味あいが大きかったんだけど、割りと気に入ってる。表紙の歩の表情とか、底が見えない感じがでてて好き。


カバーを外すとちょっとした遊びがある。作品の雰囲気と合ってて面白い。
カラーイラストと、不気味な印象の目次や空きページ。
著者だけでなく編集者のあとがきもある。「犬憑きさん」は「PSYCHE」と違った書き方をした、と書いてあったけど、編集者の色が出てこうなったってことなのかな。


単行本の追加要素はこれくらい。一遍タダで読んだことがあるものだから、もうちょっとあったほうがいいんじゃないかとも思うんだけどね。
ただ上巻やらないで下巻だけやるって言うのも変だし、雰囲気作りを大事にしてる感があるので余計なことはしすぎないほうがいいのかも。
しかしこれ売れてるのかなあ。