「キラ☆キラ」をやってて勝手ながら思ったこと

「キラ☆キラ」やってて、
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
これ思い出した。
別に見出しにあるように瀬戸口の作品がコピーだとか言いたいのではなく、冨野が安彦良和とか大河原邦男と出会ったことについて述べていて、瀬戸口ももっといろんな人とかかわったほうがいいんじゃないかと思ったので。
なんか、「キラ☆キラ」みたいなバンドものってbambooがいないと絶対書かなかっただろうし、他にもいろんなところで影響を受けてると思う。昔の瀬戸口作品のほうがいいって人もいるけど、そういうことじゃなくて、彼の文章力は彼の内面的なものだけじゃなくもっといろいろなことを表現できるはずだと感じから、いろんな作品を作って欲しいなと思った。
PSYCHE」の唐辺葉介が瀬戸口と同一人物だったとして、ちょっと残念だったのは、作品が小粒になってしまったこと。そりゃあ分量ではエロゲとラノベじゃ桁違いだったり、小さな作品には大作にはない魅力があるのはわかるけど、だからと言ってこれからずっと小作品ばかり、内面的なものばかりは作ってほしくないなぁ。
けど瀬戸口が一人でやってる限りはそういうことからなかなか抜け出せないはずだし、そのためにはいろんな人と一緒に製作できる環境が大事だと思う。
思えばラノベ作者ってどれくらい他人と交友があるんだろうか。エロゲって結構そういう面ではいろんな人と会うはずだし、刺激になったりしないのかなあというのは瀬戸口に復活してほしい俺の願望がそう思わせてるのか。
まあ何書くかは作者の勝手だし、俺には全く影響力無いけど、ファンとしてはいろんなのを読みたいなあと。
PSYCHE」面白かったけど、ね。